「サ責」について知る
「「サ責」について知る」の記事一覧
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訪問介護のリーダーとして
サ責の主な仕事は、「訪問介護業務」「訪問介護計画書の作成」「ヘルパーの管理・指導」の3つです。訪問介護はケアマネジャーが作成したプランに沿って介護が行われますが、実施する内容を具体的に決めるのはサ責です。利用者の自宅を訪問して本人や家族と面談し、どのような介護が必要なのかを確認し訪問介護計画書を作成します。また、実際に介護に携わるヘルパーのために、より具体的な内容をまとめたサービス提供手順書も作成します。訪問介護計画書やサービス提供手順書は利用者の状態に応じて都度、作り直します。
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気になる給与・待遇面は
気になる給与事情も確認しておきましょう。介護業界は他の職種に比べて給与が低めだといわれていますが、サ責は一般的な介護職に比べると給与は高めです。その理由は残業手当や資格手当、管理職手当がつくためです。目安は残業手当が月に2~4万円、資格手当が5千円~1万円ほどです。ただし、残業の有無は事業所によって異なります。残業が少ない事業所もありますし、サービス残業として扱われて残業手当をつけない事業所もあります。そのため、面接の際には残業の有無もしっかり確認する必要があります。
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需要が高まる「サービス提供責任者」
訪問介護はケアマネジャーのケアプランに沿って行いますが、具体的な内容を考えるのはサ責です。利用者の自宅を訪問して状況や家庭環境を聞き取り、利用者に最適な介護サービスを提供するために環境を整えていきます。実施計画が万全でも直接介護するヘルパーの技量が不足していたら適切な介護を提供することはできません。そのため、ヘルパーを指導したり、サポートしたりするのもサ責の重要な仕事です。任用要件が変わり、実務者研修もしくは介護福祉士の資格がなければサ責として働くことができなくなりました。
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介護業界でキャリアアップしよう
サ責とはどのような仕事なのか、具体的に見ていきましょう。訪問介護計画書の作成などの事務作業がメインだと思われやすいですが、ヘルパーの代わりに現場に出ることもあるため、介護職としての技術や知識は必要です。